【宮殿内部】


書庫のような場所にたどり着いた。様々な言語の本があるが、一つだけとても厳重そうに縄でぐるぐる巻きにされた本がある。……大分風化しているようで本を持つと縄はぽろぽろと崩れた。

少しだけ、少しだけだからと覗いてみるとこの書庫の主の日記のようなものだった。知らない言語のため、何と書いてあるかはわからないが様々な種族のイラストが描いてある。よく見る文字のページを1つ見つけた。

『白い客人にこの言語を教えてもらった。これはどこの言語かは教えてくれなかったが……読める人がいつか必ず訪れるという。楽しみにしていよう』

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