シラズクニ-世界観-

25歳までに"ナニカ"と契約しないと25歳になった日に死んでしまう不思議な国。近隣諸国からは呪われた国と呼ばれている。
閉鎖的で、自分達で野菜や家畜を育て、狩りや漁を行い生活をする。近隣諸国では魔法や電気というものもあるが、この国にはナニカだけがある(いる)。

服装は和服。動きやすさ重視で甚平のような服装が多い。洋物の服の概念はあまりない。

恋愛は異性愛・同性愛・異種愛、どれも異を唱える人は少なく、恋愛と結婚は別物と考えるのが普通な世界。夫も妻も別の好きな人がいても義務や相性的に子どもは作れるし作ろうという価値観。複数の夫婦で1つの家に住む等もあり得る。一夫多妻・多夫一妻もなくもない。

ナニカとは

契約した者以外の目には見えない生き物たち。人型も獣型も液体型も未確認型も多種多様に存在する。
契約した人間にしかナニカは見えないが、ナニカとナニカ同士は関われる。『人間A』と『Aのナニカ』、『人間B』と『Bのナニカ』がいたとして、『A』と『Bのナニカ』は関われない。あくまで人間同士、ナニカ同士、A同士、B同士だけ。
契約は1回限定のくじ引きのようなもので契約のし直しは出来ない。

ナニカは契約しない限りただそこにいるだけの存在。
ナニカ達自身で物や言葉、生き物を生み出すことはできない。人間と契約すると同時に魂を人間と共有するため、チャンネルが合わさり、人間が作ったものに触れる事が出来るようになる。契約した人間とすごす事で人間の知識を学び成長していく。

国の呪いについて

人間は「神様に不敬を働いたからナニカという呪いにかけられた」と思っているが、実際はとてもとても昔に神様と先祖が行った良い契約。
神様の使いであるナニカを育てて契約を満了させるとその分、土地が豊かになる。契約した人間が死んだ後、ナニカ達は契約した人間から学んだ知識で人間から見られずともその人間が生きた場所を大事に守っていく。土や水や生き物をよりよくするものをナニカ側で独自に作り国の守護霊のようなものに昇華されていく。

契約

ナニカは人間が存在する世界と微妙にズレている状態。
その為、契約する人間の血・髪・爪などの要素を貰って人間や世界に馴染ませる事で、ナニカの存在のズレがなくなる。
人間側はなんで血・髪・爪や歯が必要かはわかっていない。

25歳の理由=干支2周分の24歳までは責任を負わせないという神様側の基準。ただ、3周目に入った時までに契約してもらえなかったナニカは、知識を学ぶ前に悪意を吸収し始めるので一緒に死んでもらうのも神様側の基準。

楽鼓 慶士(ガッコ ケイシ)

中の人:がっこさん。
25歳になる直前に契約の儀式をした青年。漁師の親を持ち網漁が得意。ナニカという生き物との契約をしなきゃ死ぬという呪いにずっと疑心的で、数人の同い年の友達と契約なんて真似事しなくても死なないぞ俺らは、など言ってはいたものの、数ヶ月先に生まれた友達の1人が25歳になった途端急死し、怖くなって急いで契約を行った。
しかも契約した自分のナニカが魚で、漁師なこともあり魚から恨まれてるから魚のナニカになったんだ、このまま結局呪い殺されると思っていてまだナニカに名前を付けれずにいる。
容姿:健康的で黒髪、少し日焼けしてる、バンダナだったりハチマキだったりよくしてる。

ナニカ:魚

魚のナニカ。名前をまだ付けられていない。契約した楽鼓の事を親と思っていて普通に親魚についていく小魚状態。でも好かれていない事をわかっていて話しかけて(念話して)いいかもわからずずっと無言で空中を泳いでいる。
魚であれば別の種類などにも変形が出来るがあまり怖がらせない方がいいかと綺麗めな熱帯魚系・小魚の姿が多い。サメとかにもなれる。

宮路 替(ミヤジ カワリ)

中の人:ミヤガワさん。
24歳の読み物好き青年。10代になる前に契約は行っており人型のナニカの"ユウ"とは仲が良い。契約した時は同い年の姿、成長も共にしてきた為、契約した謎の生き物というよりも他の人には見えない自分だけの幼馴染という気持ちが強い。
家中に色々な本があるが内容は特に気にしたことがなくどんなものでも読んでみる。勇者と魔王という存在が出てくる異世界の物語は繰り返し読むほど好き。偏見は持たないが自分には少し厳しい、他人にはすごい甘い。
容姿:少し茶色がかった髪色の短髪、ぱっちりした目、良く笑う。

ナニカ:ユウ

人型のナニカ。優しそうな雰囲気だったからユウと名付けられた。黒髪で短髪、顔に大きな傷がある。幼少期に宮路が怪我をしそうになった時に肩代わりした。契約した宮路と同じようによく笑う。(笑い方はマネをしている)
あまり宮路と喋る事は好きじゃないが他人とのナニカ同士だと良くしゃべる。他のナニカにはほぼ宮路の事を話してベタ褒めしてしまう。
姿は宮路と同じように成長していくように自分に制限をかけて、宮路が死んだ時にはその時の宮路の姿になって生きて行こうと思っている。

椿 有伊(ツバキ アロイ)

中の人:つばつん。
可愛いものが大好きな12歳の少年。契約怖いしたくないとえんえん泣いていたにも関わらず契約して出てきたナニカがウサギだったため可愛くて可愛くて契約してよかったー!って大はしゃぎした男の子。親とは仲が良くいつも他人には見えないウサギのナニカを見て見てー!と言う。
今はナニカをぴょんぴょんと呼んでいるが数年後には多分別の名前で呼ぶ。
容姿:明るい茶髪、丸っこい頭(撫でやすい)、目は少し釣り目、服の色が全体的に可愛い色が多い。

ナニカ:ぴょんぴょん

原寸大の兎のナニカ。人参ばかり食べている。喋る事も出来るがめちゃくちゃ渋い声をしているため、まだ幻滅させちゃいけないと無言を通している。いつか有伊と喋りたい。
真っ白なウサギ。普通に本物の兎とそっくり。変化は苦手だが間接的干渉が得意。(物を触らずに動かせたりする)

桜位 音納(オウイ オトナ)

中の人:桜夫さん。
糸遊びが得意な27歳男性。25歳を過ぎるまで、契約したのに死ぬのが怖いと震えていたが過ぎてからはケロっとして毎日糸遊びをして遊んでいる。
契約したのは18の時。大蛇の喋りが拙かったからそのままツタナと名付けた。ツタナの上に寝そべるのが好き。(他人から見たら空中で寝ているように見える)
親がお金を持っていてあまり働いていないが、糸遊びの応用で紐の飾りなどを作って売っていたりする。
容姿:眠そうな黒髪長髪。細目。にこにこしている。蛇っぽい。

ナニカ:拙(ツタナ)

人を軽く呑み込める大蛇のナニカ。喋る事と変化が不得意だが物理的干渉がとても得意で、他のナニカと比べ透明な壁として人間の前に寝ふさがると見えないがそこが壁になりいる事がわかる。(他のナニカは見えないし触れもしない、物を持たせればいる事は分かる)
色はアルビノで白い体、赤い眼の蛇。

『オウイ、オウイ、今日、雨』
「そうかいそうかい、今日は雨か。大きな体で傘になっておくれ」

布袋 明日日(ホテイ アスヒ)

中の人:ぽてさん。
一人称:俺、二人称:お前
穏やかな男性口調。
「ああ、その花は弱っているから、優しくな?」
「枯れてしまったものは戻らないが、ほら、新しい命がある。後で一緒に埋めようか。」

朗らかな22歳の青年。実家が大きく、庭が広いため暇つぶしによく庭いじりをしている。木と花と土が好き。ハサミの扱いが上手で盆栽も上手。物心ついた時から自分の近くにナニカがいる事をわかっており親に頼んで準備をしてもらい、6歳の頃には周りよりとても早く契約した。
今日と名付けたナニカは土や花には触りたがらないが、如雨露を持たせたところ気に入ったらしく水やりを担当させている。
容姿:色素の薄い黒(灰色)の髪、運動不足っぽく見えて土いじりなどで意外としっかりした体格、細かい所作が綺麗。

ナニカ:今日(コノヒ)

一人称は言わない、二人称:名前呼び捨て
無口でぶっきらぼう。
「わかった、」
「明日日、まだ怖いのか?」

人型のナニカ。自分が明日だからこの子は今日にしようと名付けられた。実は人型じゃなく人魚のナニカなのだが、契約したばかりの時に明日日が足が怖いと言われてから無理矢理足を人型に変形させている。今じゃ慣れたもの。土や花には触れたくもない、でも明日日が楽しそうなのを見て楽しんでいたら、水と関われるものを持たせてもらってご機嫌。水は良い、雨も良い、川や海も好き。
基本無表情、少し青みがかった髪、他のナニカとは喋らないが一緒にいる事もある(とくに楽鼓の魚や宮路のユウと)。

坂崎 咲来(サカザキサキ)

中の人:さく子さん。
常に敬語で喋る28歳の男性。いつも物静か……な雰囲気と思っていたら大分お喋りかつ変人。関わっていない他国の事をなぜか詳しく、洋物の服をいつかどこかで手に入れて和服以外に身を包みたがっている。まだ25を過ぎたばかり、自分は若いです!がよくしてる主張。
ナニカのハナとはいつから契約したかなども秘密。とくに仲は良くもなく悪くもなく、一緒にいない事もあるようだ。理由を聞いてもなんででしょうねと誤魔化すが実は他人には見えない事をいいことに諜報活動をさせていたり……?
容姿:羽織を羽織ってツギハギの和服を着ている黒髪長髪。長い髪は後ろに1つに結んではいるが特に理由はないのでいつか切ろうと思っている。扇子を持っている。

ナニカ:ハナ

人と同じぐらいの背丈があるハナカマキリのナニカ。すごく若者のような言葉で饒舌に喋る。サイズが大きいため最初は大分契約者に引かれたそうだが諜報活動をしっかりとこなしてるうちにある程度は信頼・信用してくれたようで最近は「一緒にいたいのにー」と思っていたりする。

知無 喜丈(トモナシ キタケ)

中の人:ちむきゃんさん。
よく空をぼう、と眺めてるのが見かけられる24歳の青年。タバコを咥えているのを見かけるが吸ってはいない事が多い。本人に聞くとケムリが常に周りにいるから吸わなくてもいいや、との事。ナニカのケムリとは仲が良すぎるらしく常に抱き着かれているとか……。
契約したのは21歳の時。それまでは長髪だったが契約してからはバッサリと短く切った。
容姿:色白、髪は光を吸い込むかのような暗い黒色。目の色は少し明るい。

ナニカ:ケムリ

煙をまとったイタチのようなナニカ。性格も姿もぼんやりとしていてつかみどころがないがよく知無の腕や首元にぐるぐる巻きに抱き着いてるらしい。ケムリが何かしらで大喜びしてる時、火のない所に煙が立っていて他の人からは怪しく見えるらしい。

上野 味守(カミノ ミカミ)

中の人:みかんさん。
家で寝ていることが多い占い屋兼古物屋。実家の家業を引き継いだ。家の中には古めかしい謎の何かが所せましと置いてある。契約や呪いについての書物もどこかにあるんじゃないかと言われてはいるが本人はそんなに気にならないから探していない。
占いはどれも見ようと思って見る物ではなく予知夢で見るもの。不幸な内容を見た時だけ外出して本人に今日はそれをしないほうがいいと言いに行く。それ以外ほぼ出ない。虫が苦手なのにナニカのモモが良く持ってくるため叫び声が家から聞こえてくる時がある。
容姿:明るい金髪。古物の中にあった謎の原料を頭からかぶってから金髪になったが全然黒髪に戻らなくなった、しんどい。

ナニカ:モモ

百舌鳥のナニカ。よく虫を取って来ては庭先の木に突き刺していくらしく頻繁にギャーー!!という声が上野の家から聞こえてくる。モモには悪気はない、むしろ褒めて状態。翌日には…どころか数分後には怒られた事を忘れる鳥頭。でも褒められたことはあんまり忘れない。
変化や言葉は全くといっていいほど得意ではないが風を呼ぶ・読むのが得意らしい。上野の家の付近だけいつも涼し気な風が吹くのはこのナニカのおかげ。
サイズや見た目は百舌鳥そのもの。

八葉八百(ヤツバヤオ)

中の人:やおい。
一人称:自分、二人称:●●さん
好き:身の回りのものと人
嫌い:自分や周りを害する物
「あぁ~わかるけどわからないなんだっけそれ~」
「ウネウネがウザくて触手の2本を蝶結びにしといた」

うるさい。よく喋る。欲に忠実。が共通認識されている村はずれに住んでる人。村はずれにいるから情報が一足遅かったりする、独り言が異様に多く聞かれてなくても喋り出す。ただ、聞かれたくない事を聞かれると無言になってそそくさと逃げていく。
国の総意に全面賛成で偉い人とつながりがあるとか……密入国者がいるときだけ情報入手も行動も早く、良い顔で歓迎するように近付いてナニカの餌食にしてるとか。ナニカのウネウネは八百以外には見えないので透明な何かに身体をまさぐられてすぐ逃げだしたり泣きだしたりするとか。自分には見えてるからお~そこ触っちゃう?って感じ。

ナニカ:ウネウネ

一人称:コレ、二人称:人間
好き:人間
嫌い:手が絡まる事
「見えないとは不便だ」
「人間…」

触手のナニカ。八百いわく、自分のナニカが可愛い生き物の人がウネウネを見たら一瞬で正気を失うと思う、という生き物。一部は液状・一部はたこやいかのようで、一部は人間の世界にはないような材質の身体だとか…。結構喋るが八百もウネウネもお互いの話を聞かずに会話のドッジボールのような感じ。キャッチボールしない…。
エロイことが好き。欲望に忠実。ただ八百には手を出さない。ちょんぎられた触手が1本ある。
八百に指示されてそこにいるはずの人間を触る為、見えない人間を触るというのは物当て遊びのようで楽しいらしい。

「最近マンネリだよなーなんていうか周回してるだけって感じ」
『最近、遊び相手がいない』
「同じこと繰り返しては次の日になって~って感じで」
『外部の人間、来てほしい』
「話きけや~い!」

四季山 夏乃(シキヤマ ナツノ)

中の人:夏乃さん
話すと時間の流れが遅く感じるゆったりとした30歳の男性。ナニカの林さんとは10代の頃からの仲。聞き上手で他の住人の悩みを聞いてあげたりすることが多い。
片足が少しだけ悪く杖をいつもついている。走る事ができない。代わりにナニカの林さんが走ってくれるからいいんだよと笑っているし、憐れまれるのはあまり良しとしない。
容姿:少し寝癖なのか天パなのか少しくるくるとしたクセッ毛。目は垂れ目。手は杖をよくもつため利き手じゃない方の手がマメがあったり固かったり、杖は木を削って出来たもの。

ナニカ:

栗鼠のナニカ。1匹のリスのナニカの筈なのにたまに増えたり減ったりするらしい(分身できる)。林さんと呼ばれることに違和感が少しある。言葉は普通に喋る事ができるがよく口に何かを入れていてもごもごしていたりして「林さん、何を言ってるのかわからないよ」と指摘される、でも吐き出すのは嫌だ。私のどんぐりだぞ。
姿・サイズは普通のシマリス。すばしっこく夏乃の服の中に入ってはもぞもぞ動き回ってくすぐってたりする。

貴式 隆(タカシキ サカン)

中の人:たかしさん
背が高くガタイも良い工具店の26歳の男性。何もかも大きいため、手ももちろん大きい、が、手先がとても器用で細やかな作業などが得意。楽鼓(がっこさん)や宮路(ミヤガワさん)と仲が良く家具や小物の修理を2人だけは無償でしてあげたりする。代わりに魚貰ったり話をしてもらったり。
初見だと大きくて怖そうでビビる子供もすぐにイイ人だとわかってもらえる笑顔の可愛さ、よく肩車などをねだられる。
容姿:大きい、笑顔が可愛い、トンカチが似合う、黒髪の短髪、腕まくり?

ナニカ:オル

ワシのナニカ。とても目つきが怖いがすごい面倒見の良いナニカ。貴式が21の時に契約した。名づけや挨拶などより先に貴式はオル専用の止まり木を用意したのが今でもお気に入りの想い出。ナニカ同士で話す時は敬語が多いが、貴式と話す時だけすこしくだけた話し方になる。
変化すると凛々しめの人型にもなれる。他、天気を読んだり、小動物のいる場所がわかったりする。
サイズは本物より少しだけ大きい。

『家の中にネズミがいる』
「ほんとか」
『米を狙うようだ』
「オルの能力、地味に便利だな…(米櫃移動しながら)」

終 代唯(シマイ シロタダ)

中の人:ゆいやん。
少し考え込んでしまう事の多い20歳の字書の青年。20歳になったからずっとしたくはなかった契約をしたが、現れたのは謎の四角い物体。他人のナニカは人型だったり動物って聞いていたのに戸惑いが隠せないここ1ヶ月――。
島水(みずっちゃん)や水空(スイ/クー)とよく一緒にいるが二人のナニカは動物や人らしくてう、羨ましい。
知識欲や探求心は多いものの並行作業が苦手で、最近はナニカの事ばかり考えて作業(作品作り)が進んでいない。
容姿:黒髪のウェーブがかった髪、よく笑う、少し猫っぽい、いきなり真顔になる。

ナニカ:まだ名付けていない

四角い物体のナニカ。「なんだこれ、いやまじでなんだこれ」と戸惑われた四角い謎の金属で覆われた物体。中からくぐもっているが声は聞こえてくる。『ハコだよ』「そうか箱か…なんだこれ…」。
常に終の周りをクルクル回りながら浮遊しているがとくに何をするでもない、変化や何か他のナニカのように特殊な事ができるかもまだ不明。ハコだよ。

島水 薺(シマミズ ナズナ)

中の人:みずっちゃん。
集中力が持続しすぎる20歳の字書きの女性。20歳になったから&終が契約したのを確認してから自分も契約を行ってみると、現れたナニカはカメレオンのように毛の色を変える猫だった。
普段は終(ゆいやん)とよくいるのを見かける。お互いに小説を書いては見せ合いっこをするが恋愛感情は一切ない友人関係。契約したナニカの話をすると終が考え込んでしまって最近ちょっとうーん!いいや、私もわたげを可愛がろう……!
容姿:腰ほどの長さがある黒く長い髪の毛。よく色んな結び方をしている。服装は大人しい配色が多いがワンポイントだけ明るい色をつけるのは好き!

ナニカ:わたげ

カメレオンのように毛の色を変える事ができる猫のナニカ。気分屋で島水が目を離すと風景と同化して昼寝をして見失ってしまう。うっかり踏んだり蹴ったりしないように気を付けないといけない。
話すことは好きだが大分うざったい。『しまみずが僕を見失うの面白いんだにゃあ』「わたげどこから喋ってるの!?というかにゃあって語尾初めてだね!?」『雰囲気でにゃあ。どこでしょ~う』。普段はにゃあなんて言わない。ノリで生きている。

雲利 空(クモリ クウ)と雲利 水(クモリ スイ)

中の人:クー(スイ)
男女だが顔も体格も胸を除けばそっくりな18歳の双子。数か月前に契約を行ったが、今までに一度もなかった2人で共有の1匹だけのナニカが現れた。可愛くてめちゃくちゃ猫かわいがりしている。
普段は終の小説を読んだり、お互いになりかわって誰かをからかったりしているが空気を読むのがとても得意で嫌われることは少ない。むしろ好かれて厄介な事になるほうが数的に多い。
容姿:アシンメトリーな髪形の黒髪、二人とも髪形は同じ(入れ替わったりするため)、ともに袴を着る事が多い。

ナニカ:ナニカ

無性別の10歳前後の見た目の子どもの姿をしたナニカ。名付けるのが面倒だったわけではないがナニカにはナニカと名付けたかったらしい、二人同時に「名前はナニカにしよう」と言ったため即決。無性別なのをいいことに男性もの女性もの構わず沢山洋服を着せてはうちのナニカ可愛い…ッと唸っているとか。
言葉は普通に喋るが、まだ他に変化ができるのか・能力があるのかなどは不明。髪の毛の長さや色は双子が指定するとジワ…と変わっていく。

来泡 穂希(キホウ ホマレ)

中の人:きほーん
絵や書の教室を開いている年齢不詳の大人な女性。とにかく筆を常備していてどこででも絵を描きだしてしまいしかもそれを売れるのにタダで配り出す変人として知られていたりする。
自分のナニカが何なのかは周りに秘密にしているがとても良い生き物だよ、との事。何か見ながら描いているときは大抵自分のナニカをモチーフにしているようだが毎回内容が違い過ぎて周りはいつまでもその正体がわからない。
容姿:絵を描く時は質素にまとめるが、出かける際はものすごく絵になる格好をする。少し緑がかった長髪の黒髪。優しそうな目。

ナニカ:ベニ

意志をもった粘土のナニカ。普段は何かしらの動物の姿をするが全て灰色。来泡がお願いすれば骨になったり花になったりもする。未知の何か、にはなれないが世界に存在する物であれば自分の体積さえ足りれば何にでもなる。
言葉を喋るのは得意じゃなく1単語ずつ喋るカタコト。その分変形してジェスチャーしたほうが早い気がする。
「あ~何だったっけベニ、あの花」
『コレ、コレ?、コレ、コレ?』
「あ、それそれ4番目、ちょっとその状態で」

亜火 文科(ツグカ アヤシナ)

中の人:あやかさん
自分が何歳なのか数え忘れたけど多分26歳ぐらいだと思う……な刀鍛冶の男性。武器としての刀じゃなくもっぱら飾り用の刀を打っている。他の人が使ってる農工具の修理などもお手の物。
武器を見るのと同じぐらい、恋愛系の小説を読むのが好きだが自分が恋愛したいかと言われると「?、それとこれは話が別だな……」だとか。
また、普段何を考えてるかわからない、と言われがちだが特に何も考えてない。考えていたとしたらその日の晩御飯を何にするかか、好みの恋愛系の小説の反芻をしている。
容姿:黒髪、がたいの良い男性、袖が邪魔でちぎ…たすき掛けしている事が多い。

ナニカ:ワンコ

文科と背丈ほどある大きな狼のナニカ。狼なのにワンコと名付けられたことに少し解せぬと思っている。尻尾が常に燃えているが熱くはないらしい。
変化はあまり得意じゃないが小さくなったりするぐらいならできる。文科と似た者同士なのかよく晩御飯の事を考えている。
『今夜は、肉がいいな…』
「そうだな…昨日は鶏肉だったから…」
『今夜は、牛肉にしよう……!』
「よし……!」

キャラ名

中の人:
準備中

ナニカ:

ナニカ。

キャラ名

中の人:
準備中

ナニカ:

ナニカ。

キャラ名

中の人:
準備中

ナニカ:

ナニカ。